Retrospectiva導入メモ

意外と使われていない「個人用trac」活用のすすめ | ランサーズ社長日記あたりを参考に、個人用のプロジェクト管理ツールの導入を思い立ちました。今回は、Ruby/Railsの勉強を兼ねて、Ruby on Railsベースの「Retrospectiva」を試してみました。インストールそのものは、Quick Installの手順通りで特に問題なく完了しましたが、Retrospectiva起動後の操作方法に少し戸惑ったので、試行錯誤の結果をメモしておきます。

# 私はtracを触ったことが少ないので、tracとの共通点・相違点については把握できていません。

導入したバージョン

最初、安定版の1.0.3を入れてみましたが、これは日本語リソースには対応していないようです。後で開発版の1.1 second preview を試したところ、メニューが日本語化されることを確かめました。

(後の記述は1.1ベース)

動作環境の概要は以下の通りです。

今回は、とりあえず動作確認ということで、ruby script/server で起動しています。今後Apacheとの統合を試みる予定です。

管理者ユーザでのログイン

username=admin, password=password としてログインする。
この時点では、"No projects available" と表示される。

初期設定→言語の選択

adminでログインした後で、画面右端の「Admin」を選択して、管理者メニューに移る。
ここで「Setup」を選択し、初期設定を行う。

  • Global locale: 「日本語 (Japanese)」を選択すると、メニューなどが日本語になる。

リポジトリ登録

管理画面から「リポジトリ一覧 (Repositories)」を選択し、新規のリポジトリを作成する。
ここでは、svnadmin createによって作成済みのSubversionリポジトリをRetospectivaに登録する作業を行う。
主な入力項目は、

プロジェクト作成

管理画面から「プロジェクト一覧 (Projects)」を選択し、新規のプロジェクトを作成する。
ここで、先ほど登録したリポジトリを選択することで、プロジェクトにSVNリポジトリを関連付けることができる。

グループ作成

管理画面から「グループ一覧 (Groups)」を選択し、新規のグループを作成する。
ここで、先ほど作成したプロジェクトを選択することで、このグループに所属するユーザはプロジェクトに参加することができるようになる。

ユーザ作成

管理画面から「ユーザ一覧 (Users)」を選択し、新規ユーザを作成する。
このとき、先ほど作成したグループ名にチェックすることで、作成したユーザがグループに所属するようになる。