Xenネットワーク接続実験

前回のXen実験環境を元に、domO-domU間のネットワーク接続を試してみました。以下は作業メモです。

Xenのマニュアルや雑誌記事によると、前回の設定のままでもネットワーク接続が有効になっているはずです。しかし、私の環境では、dom0上からifconfig eth0とすると、

# ifconfig eth0
eth0: error fetching interface information: Device not found

というエラーが出て、このままではうまく行きませんでした。
設定ファイルをいろいろいじっても状況が改善しないので、Googleに頼って情報収集を試みました。その結果、xen-users過去メール で関連する情報を発見。どうやら、Fedora Core 5に含まれるxenUカーネルでは、xennetというモジュールを組み込まないとネットワーク接続できないようです。

試しにdomU上で modprobe xennet を実行すると、あっけなく通信に成功しました。

さらに、/etc/modprobe.confに以下の記述を追加し、domUのブート時にxennetを有効にすることを試みました。

alias eth0 xennet

ここで、第2のはまり発生。この設定でxenUを再起動すると、なぜかモジュールのロード時にスタックトレースを吐いて停止しました (xm shutdownでシャットダウンはできたのでカーネルパニックではない様子)。

とりあえず今回はここままであきらめ、今後情報収集+試行錯誤を続けようと思います。