Samba on colinux-ubuntu
coLinux + Ubuntu Linux 5.10 の環境にSambaをインストールして、Windowsとのファイル共有の設定を行いました。
作業メモ:
- とりあえずデフォルトのsmb.confのままでSambaを起動し、Windowsから接続を試みたところ、認証に失敗してアクセスできなかった。
- Samba 3.0では、アカウント情報データベースが、従来のsmbpasswdから新形式のtdbsamなどに代わっている。smbpasswdも使用できるようだが、今回はtdbsamを試してみた。
- デフォルトのsmb.confでpdbedit -Lv user としたところ、Account Flags として [DU] と表示される (Uは通常ユーザ、Dはアカウント無効)。ここでDフラグがついていることが失敗の原因である模様。
- 試行錯誤しても状況が変わらないため、新規にパスワードDBを作成することを試みた。
pdbedit -u -a user -b /etc/samba/passdb.tdb
- passdb.tdbを作成した後、smb.confで以下のような設定を記述した。
passdb backend = tdbsam:/etc/samba/passdb.tdb
- 以上の設定を有効にした後、Windowsから正常にアクセスできることを確認した。
# /etc/init.d/samba reload
smb.conf中で "passdb backend = tdbsam" とだけ記述した場合の振る舞いについてはまだ理解できていませんが、とりあえず動いているのでOKということで。