Fedora Core 6 フォント設定
普段使っているUbuntuとは別に、実験的にFedora Core 6をインストールしてみました。FC6に標準で含まれる日本語フォントはさざなみフォントのみで、今ひとつ美しさに欠けるため、別途IPAフォントなどのフリーフォントをインストールしてみました。ところが、Ubuntuの環境と同じフォントをインストールしても、Ubuntuと同じようにアンチエイリアスにならないという問題が発生しました。どうもFC6では一定サイズ以下の文字にはアンチエイリアスを適用しない (Windows XPと同様?) という初期設定がなされているようです。個人的には、小さいサイズでもアンチエイリアスを効かせるほうが好みなので、設定をいじってみました。
参考にしたページ:
設定内容:
- ダウンロードしたフォントを、/usr/share/fonts/ 以下に展開
- ~/.fonts.conf に、以下の内容を記述 (埋め込みビットマップの不適用と、アンチエイリアスの強制適用を指定)
<match target="font"> <test name="family" compare="eq"> <string>IPAGothic</string> <string>IPAPGothic</string> <string>IPAMincho</string> <string>IPAPMincho</string> </test> <edit name="hinting" mode="assign"> <bool>false</bool> </edit> <edit name="embeddedbitmap" mode="assign"> <bool>false</bool> </edit> <edit name="antialias"> <bool>true</bool> </edit> </match>
- /etc/fonts/conf.d/{40-generic-fedora.conf, 64-nonlatin-fedora.conf} 中の "Sazanami Mincho", "Sazanami Gothic" を、それぞれ "IPAPMincho", "IPAPGothic" に置き換える。
まだ個々の設定がどのような意味を持つのかを完全には把握できていませんが、とりあえずこれで期待通りの結果 (常にアンチエイリアス適用) を得ることができました。