2007-02-03 Gentoo on Xen-domU 用カーネル再構築 Linux Ubuntuに含まれるXen用カーネル+initrdの組み合わせの上でGentooをゲストOSとして動かすのは気分的に良くない (initrdとGentoo側の起動スクリプトの相性とか) ので、Gentoo用にカスタムカーネルを構築してみました。方針としては以下のような感じで。 必要なドライバはカーネルに (モジュールではなく) 静的に組み込む 必要なオプションは最小限に ただし、カーネルの個々のオプションについてはあまり把握していないので、デフォルトで有効になっているオプションについてはあまり手を加えていません。試行錯誤の結果、何とかブートに成功しました。 バージョン情報 domU (ホスト): Ubuntu 6.10, 2.6.17-6-generic-xen0 dom0 (ゲスト): Gentoo 2006.1, カスタムカーネル (Ubuntuのxen-source-2.6.17ベース) 作業メモ Xenパッチ適用済みカーネルソースの取得 aptitude install xen-source-2.6.17Xen domU用カーネルの構築: 基本的な手順は通常のLinuxカーネルと同様 (make menuconfig → make)。以下の点が要注意ポイント。 Processor type and features/Subarchitecture Type で、"Xen-compatible" を指定 Xen/Privileged Guest (domain 0) を有効にする domU用カーネルでは不要と思っていたが、これをチェックしないとリンクに失敗する模様