GNOMEリモート接続のトラブルとその解決

ここ数日、ローカルのWindowsでXサーバ (Cygwin) を起動し、リモートのLinux (Ubuntu 5.10) にXDMCPを用いて接続し、GNOMEを起動するという実験をしていました。ところが、GDMのログイン画面までは出るものの、ログイン後のデスクトップが出ないという現象でハマっていました。

試行錯誤の結果、Windows XPファイアウォールを無効にしてみたことろ、正常にログインできることを確認しました。さらに、ASTEC-Xの情報に従って、TCPポート16001番を開放したところ、ファイアウォールを有効にした状態でのログインに成功しました。どうもWindows XP内蔵のファイアウォール機能やLinuxiptablesなど、ファイアウォールはネットワーク関連のハマりの原因になりやすいようです。

ついでに、リモートでGNOMEに接続した場合には、GNOMEのメニューにリブート/シャットダウンが現れないことに気づきました。コマンドラインからshutdownコマンドを実行すれば良いだけの話ですが、やや釈然とせず。

次の実験テーマとしては、SynergyによるWindows/Linux機間のキーボード共有と、通常の方法でインストールしたLinuxからcoLinux用のディスクイメージを作成することを構想中です。