千光寺、尾道散策
今日は千光寺公園内の施設 (千光寺、文学のこみち、文学記念室、志賀直哉旧居、etc.) を中心に、尾道市街を散策しました。
千光寺周辺については、そこから見える尾道水道〜向島の景観が素晴らしかったです。また、あらかじめガイドブック等で分かっていたことではありますが、多数の寺社と、斜面に張りついた建物、その間の細い道路・階段が非常に印象に残りました。
文学記念館では、尾道ゆかりの文人たちの略歴と作品が紹介されていました。正直言って知らない作家がほとんどでしたが…。知名度の点では松山の夏目漱石・正岡子規に比べて地味な印象です。
全体として、尾道のように特徴のはっきりした町は旅行に来るにはいい町だと思いました。住むことを考えると、斜面に立った家で暮らすのは大変そうですが。
また、千光寺公園を中心として、主要な観光スポットが分かりやすく示されている点には好感を持ちました。それと比べると、島部 (因島、瀬戸田、etc.) の観光地については整備が不十分な印象があります (観光地そのものが地味な印象があるので、例えば尾道/福山から島部の主要な観光地を結ぶバス路線を作ったとして、どの程度観光客が増えるかは微妙な感じですが)。
最終日の明日は、宮島に移動して、厳島神社などを見てきます。明日の夕方に飛行機で帰る都合上、あまりゆっくりと観光することはできなさそうですが。
もろもろ覚え書き
- 今回の旅行では、4泊それぞれ別のホテルに止まりましたが、すべて部屋からのインターネット接続環境を提供していました。今やあって当り前の設備になっている?
- 今朝、尾道駅前で尾道ガイド犬の「ドビン」と遭遇しました。残念ながらガイドはしてくれませんでした。
- 駅前から山側を見たときにかなり目立つ尾道城ですが、観光案内ではほとんど触れられておらず、その場に行ってみても入れない状態になっていました。Wikipediaの記述などによると、歴史的な由来を持つものではないことと、かなり前から廃墟になってしまっているようですね。