GentoonのVMware Playerへのインストール(3) ブートに成功
引き続き、Gentoo Linuxハンドブックを参考に、VMware PlayerへのGentoo (2006.1) のインストールを進めています。とりあえずインストールしたGentooシステムのブートまで成功しました。まだXとかGNOMEは入っていません。
本日の作業内容
- GLIBCロケールの設定 (/etc/locale.gen)
- タイムゾーン設定 (/etc/localtime)
- カーネルのオプション設定/コンパイル/インストール
- /etc/fstab 作成
- ネットワーク設定 (/etc/conf.d/{hostname, domainname, net})
- キーマップ設定 (/etc/conf.d/keymap)
- クロックの設定 (/etc/conf.c/clock) ← UTCの代わりにローカル時間を使用
- システムツールのインストール (sysklogd, vixie-cron, slocate)
- ブートローダ (GRUB) の設定・インストール
- システム再起動
はまりポイント
最初にインストール後のシステムを再起動したときに、以下のようなメッセージが出て停止しました。
VFS: Cannot open root device "hda3" or unknown-block(0,0) Please append a correct "root=" option Kernel panic - not syncing: VFS: Unabel to mount root fs on unknown-block(0,0)
試行錯誤の結果、カーネルオプション設定 (make menuconfig) で、以下のオプションを有効にすると正常にブートすることを確認しました。
Device Drives -> ATA/ATAPI/MFM/RLL support -> generic/default IDE chipset support (または、.config ファイル中の CONFIG_IDE_GENERIC)
UbuntuとかFedoraではデフォルトのカーネルをいじる必要をあまり感じていなかったので、カーネルオプションの設定はかなり久々にやったような気がします (もしかしたら2.6になって初めてかも)。ちょっと浦島太郎状態…