サブマシン新調
そろそろデュアルコアやVT/AMD-Vが使えるマシンが欲しくなったので、某BTOショップから以下のようなスペックのPCを購入しました。
- CPU: Athlon64 X2 5600+ (Windsor, 2.8GHz, L2キャッシュ1MBx2, 90nm, TDP89W)
- MB: ASUS M2A-VM (AMD690G + SB600)
- メモリ: Memory: 2GB (1GB PC6400 x 2)
- HDD: 500GB (SATA)
- VGA: オンボード (Radeon Xpress 1250)
- OS: Windows Vista Business
最近AMDが元気ない感じがするのが引っかかるところではありますが、デュアルコアに限定すればCore 2 Duoとそう引けを取らないと判断しました (AMDびいきなので、基本的にAMD優先)。
とりあえずプレインストールのWindows Vistaを起動してみたところ、特に問題なく起動しました。Vistaを触るのは初めて (店頭以外では) ですが、良くも悪くもXPとは雰囲気がかなり変わっているという印象です。
このマシンでは主にLinuxを動かす予定なので、Vistaはそこそこに、Ubuntu 7.10 (32ビット版) をインストールしてみました。基本的にはトラブルなくインストールできたのですが、インストール直後の状態では画面が1400x1050までしか出ず、同時に購入したディスプレイの解像度 (1680x1050) が出ないという問題が発生しました。
Google先生に聞いてみたところ、ATIのサイトからLinux用ドライバを入手すれば良さそう (情報源失念) だったので、AMDのサイトから入手したドライバをインストールして、とりあえず1680x1050の表示ができるようになりました。ただ、まだ視覚効果は有効にならないので、もう少し調べてみる予定です。結局はビデオカード追加という結果になるかも。
あと、メモリを安いうちに買っておこうということで、1GBx2を追加購入して、4GB体制にしました。おそらく2GBで足りない状況にはならないとは思いますが、一応VMを複数起動するような場合を想定して。旧サブマシンからデータ用HDDも移植して500MB+320MBと、なかなか富豪的な環境になりました。
アップスキャンコンバータ VABOX2
今まで使っていたSビデオ入力つきディスプレイ (17インチ) が映らなくなったので、サブマシン用の液晶ディスプレイ (DVI-D + D-Sub15ピン、17インチ) にDVDレコーダからの出力を写すために、アップスキャンコンバータを購入しました。
I-O DATA 高画質化回路搭載ビデオコンバーター VABOX2
- 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
- 発売日: 2004/03/20
- メディア: Personal Computers
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とりあえずDVDレコーダ→VABOX2→ディスプレイと接続したところ、正常に画面が映ることを確認しました。画質も特に問題ない感じです。
さらに、外部入力としてD-Sub15ピンを持っているので、以下の図のようにXbox360からの出力を接続してみました (本来はPCからの出力を接続して、ビデオ映像と合成するための機能のようですが)。
これで試したところ、期待通り、PC/Xbox360/DVDレコーダの3系統の入力を切り替えて表示できました。
Xbox360の出力は、新規購入予定の22インチワイド液晶に接続する予定なので、あくまで一時的な状態ですが、とりあえずはこれで用が足りそうです。
GDI++によるフォントのアンチエイリアス化
GDIを置き換えて文字表示をアンチエイリアス化する「GDI++」の存在を知って、手元のWindows XPで試してみました。
今どきのLinux+GNOMEではフォントがアンチエイリアス付きで表示されるのが普通になっているので、Windows上で日本語フォントがアンチエイリアスされないのが気になっていました。メイリオ+ClearTypeの組み合わせという選択肢もあるようですが、ClearTypeでは色が滲む感じが好きでない&メイリオフォントのデザインが好みでないので、結局普段はMS Pゴシックのビットマップ表示を使っていました。
最近知ったGDI++では、どうやら任意のフォント+任意のアプリケーションの組み合わせでアンチエイリアス化できるようなので、手元のPCで試してみました。まだ入れたばかりですが、今のところは順調に動いているようです。
以下のスクリーンショットは、Firefox上で、GDI++を使ってMS Pゴシックをアンチエイリアス表示した様子です。
情報入手先
動作環境
- Athlon64 (Winchester) 3000+
- Windows XP SP2
- gdi++ Helium版 20071129dev
- gditray 20071105
Fedora8のフォント関連設定
Fedora 8 標準のさざなみフォントはあまり好きでないので、IPAフォント+mplusフォントをインストールしました。fontconfigはまだあまり理解していないので、冗長な設定が含まれているかもしれませんが、とりあえずメモとして残しておきます。あと、GNOME環境に依存した操作が含まれているかもしれません。
フォント入手先
TTFファイルのインストール先
ホームディレクトリ以下にインストールすることもできるようですが、今回は /usr/share/fonts/ 以下に手動でコピーしました。
こんな感じ。
/usr/share/fonts/mixfont-mplus-ipa> ls M+1P+IPAG-circle.ttf M+2P+IPAG-circle.ttf ipag.ttf ipam.ttf M+1P+IPAG.ttf M+2P+IPAG.ttf ipagp.ttf ipamp.ttf M+1VM+IPAG-circle.ttf M+2VM+IPAG-circle.ttf ipagui.ttf
fontconfig設定
- /etc/fonts/conf.d/25-no-hint-fedora.conf: 以下の記述を追加
<match target="font"> <test name="family" compare="eq"> <string>IPAPMincho</string> </test> <edit name="hinting" mode="assign"> <bool>false</bool> </edit> <edit name="embeddedbitmap" mode="assign"> <bool>false</bool> </edit> </match>
さらに、上の "IPAPMincho" の部分を、"IPA P明朝"、"IPAPGothic"、"IPA Pゴシック" などに置き換えたものを追加する。
- /etc/fonts/conf.d/64-nonlatin-fedora.conf: 以下の箇所を置き換え
<alias> <family>serif</family> <prefer> ... <family>LKLUG</family> <family>IPAPMincho</family> ... </prefer> </alias> <alias> <family>sans-serif</family> <prefer> ... <family>LKLUG</family> <family>IPAPGothic</family> ... </prefer> </alias> <alias> <family>monospace</family> <prefer> ... <family>LKLUG</family> <family>IPAGothic</family> ... </prefer> </alias>
- /etc/fonts/conf.d/65-nonlatin.conf: 以下の箇所を置き換え
<alias> <family>serif</family> <prefer> ... <family>LKLUG</family> <family>IPAPMincho</family> ... </prefer> </alias> <alias> <family>sans-serif</family> <prefer> ... <family>LKLUG</family> <family>IPAPGothic</family> ... </prefer> </alias> <alias> <family>monospace</family> <prefer> ... <family>LKLUG</family> <family>IPAGothic</family> ... </prefer> </alias>
フォント設定の有効化
いろいろ試行錯誤したらいつの間にか有効になっていたので、何が最小限必要なのかよく分かっていません。
- アプリケーション再起動
- fc-cache -f
- ログアウト後、再ログイン
- OS再起動
Fedora 8 x86_64 + Flex 2 SDK
先日インストールしたFedora 8 (x86_64版) にFlex 2 SDKをインストールして、動作を確認しました。
構成1 (失敗)
Flex 2 SDKがJavaを使っているのを忘れて実行したところ、最初からインストールされていたGCJが使われ、その結果以下のようなエラーが出ました。
mxmlc HelloWorld.as (in /tmp) GC Warning: Out of Memory! Returning NIL! GC Warning: Out of Memory! Returning NIL! ... GC Warning: Out of Memory! Returning NIL! /usr/flex2_sdk/bin/mxmlc: line 34: 11001 セグメンテーション違反です java $VMARGS -jar "$FLEX_HOME/lib/mxmlc.jar" +flexlib="$FLEX_HOME/frameworks" $*
Fedora 8 x86_64 + Flash Player 9
Fedora 8 がリリースされたので早速手元のマシンにインストールしてみました。
今回は初めて64ビット版にチャレンジしてみましたが、特に問題なく完了。少し触ってみた限りでは、特に32ビット版との違いはなく、問題なく使えています。
32ビット版と勝手の違った部分として、Firefox用のFlash Playerプラグインが32ビット版しかないために、nspluginwrapperを使ってインストールする必要がありました。これが本来の手順なのかどうかは自信がありませんが、とりあえず作業メモを残しておきます。
ハードウェア構成
失敗例
実行結果
ERROR: Your architecture, \'x86_64\', is not supported by the Adobe Flash Player installer.
MP3 & DivX視聴環境
ついでに、Ubuntu 7.10上での音楽・動画ファイル視聴環境に関する覚え書き。
確か前バージョンの7.04からの機能だったと思いますが、ファイルブラウザ (Nautilus) 上でMP3ファイルなどを開こうとすると、自動的にコーデックを探してきてインストールするようになっています。基本的にはこれで問題ないのですが、MP3ファイルに埋め込んだID3タグが文字化けすることに悩んでいました。
最近の@ITの記事でこの問題が取り上げられていたので、早速試してみました。
MP3ファイルのID3タグの文字コードを変換するには − @IT
EasyTAGはUbuntuのパッケージにも含まれていたので、さっくりとインストールして試したところ、期待通りに日本語の曲名が表示できました。ただし、EasyTAGのバージョンの違いからか、若干設定画面が違うことに注意。